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毎日のケア

第2回

第2回目は、荻窪病院 小児科・血液科 花房秀次先生からのメッセージです。

患者さん:「歯医者さんで治療にかかる前に血液凝固因子製剤をどのくらい投与すべきでしょうか?」



花房秀次先生

 抜歯や切開を行う場合は小手術と考え、処置に応じてピーク因子レベルの目標を20〜80%として製剤を処置前と処置後12〜24時間ごとに1〜3日間投与する必要があります。多くの場合は、60%程度あれば十分ですが、親知らずなどで抜歯が困難な場合は80%近い投与が必要なこともありますし、逆に簡単な抜歯の場合は20%程度でも大丈夫なこともあります。
 また、通常抜歯前と抜歯後の夜、翌朝の3回投与すると良いでしょう。その後は、出血するようであれば1日1回製剤投与すれば良いと思います。

 むし歯・歯周病治療や歯石の除去などで歯肉の出血が予想される場合は処置前に20〜40%程度の量を投与すれば出血が予防できますし、安心して処置が受けられるでしょう。

 実際に受ける診療内容が明らかな場合には、血友病の先生に相談するか歯医者さんへ直接お話してもらうなどし、安心して適切な処置を受けられるようにしましょう。

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