- 第5章 ホームインフュージョン
第5章 ホームインフュージョン
資料集
家庭療法には次のような目的と意義があります。
- 出血時の早期補充療法あるいは定期補充療法を家庭で効率よく行うことにより、出血の苦痛を予防・軽減する。
- 出血時による後遺症および慢性障害の発生を予防・軽減する。
- 出血時に通院する際の身体的、時間的、経済的負担を軽減する。
- 出血症状に伴う学校生活や社会生活の質の低下を軽減する。
- 活動内容や行動範囲を広げて、社会適応をはかる。
家庭での凝固因子【ぎょうこいんし】の投与は誰でもできるわけではありません。
- 本療法を患者さんならびにご家族の方が望んでいる。
- 本療法の目的、意義、遵守事項を患者さんとご家族の方が十分に理解している。
- 本療法が患者さんの身体的、精神的苦痛を軽減し、生活の質を高めることが予想される。
- 医師あるいは医療スタッフと患者さんやご家族の方との関係に安定した信頼関係が築かれている。
- 患者さんやご家族の方の心理的な安定が得られている。
- 患者さんが投与する製剤によって重篤な副作用の経験がない。
以上の6項目を満たしている方が家庭治療を開始することができます。
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