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第2章 血友病の臨床症状とその対応

資料集

第2章 血友病の臨床症状とその対応

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急性出血と慢性障害 血友病の症状には急性の出血によるものと、出血のくり返しによる慢性障害がある。
関節内出血 関節の違和感から始まり、痛み・はれ・熱感を示す。
早期の補充療法が大切。
皮下出血 いわゆる「あざ」の状態。頚部【けいぶ】や眼のまわりの場合は要注意。
筋肉内出血 出血が強いと貧血になったり神経障害や循環障害をおこす場合がある。
腸腰筋出血
【ちょうようきんしゅっけつ】
大腿を伸ばすことができなくなる、腸腰筋出血【ちょうようきんしゅっけつ】体位が特徴的。
鼻出血 小児期や学童期にくり返す。圧迫と冷却が大切。
血尿【けつにょう】 十分な水分摂取で改善することが多い。トラネキサム酸は服用禁止。
消化管出血 嘔吐物や便に血や黒色物が混ざる場合は、医師へ必ず連絡する。
頭蓋内出血
【ずがいないしゅっけつ】
激しい頭痛やめまい・吐き気を生じた時は、頭蓋内出血【ずがいないしゅっけつ】を考えて対応する。至急、医師へ連絡する。
頚部出血
【けいぶしゅっけつ】
息が苦しくなったり、食べ物が飲み込みにくい場合は医師へ連絡する。
外傷 事故の場合は、医師への緊急連絡が必要。
血友病患者カード 万一に備えて常時持ち歩く。
血友病性関節症 出血をくり返すことで関節面が変形する。
慢性滑膜炎
【まんせいかつまくえん】
出血をくり返すことで滑膜【かつまく】が増殖し、
関節出血が起きやすくなる。
関節拘縮
【かんせつこうしゅく】
関節が動きにくくなる。

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